明治創業企業の売上高
画像:株式会社ニッセイ
売上高 | 割合(%) |
1千万円~1億円未満 | 32.77 |
1億円~5億円未満 | 29.96 |
10億円~50億円未満 | 11.99 |
100億円以上 | 4.82 |
5億円~10億円未満 | 8.95 |
1千万以下 | 4.6 |
その他 | 4.03 |
50億円~100億円未満 | 2.88 |
大きく分類すると5億円未満の企業が計1万4,679社(67.3%)で、そのほか、
1千万円以上1億円未満・・・7,144社 32.7%
1億円以上5億円未満・・・6,532社 29.9%
10億円以上50億円未満・・・2,613社 11.9%
が上位の売上高となっています。
また、企業別の上位3社の売上高では、
日本生命保険(株式会社ニッセイ)・明治22年創業・・・年間6兆4,526億円
JXTGエネルギー・明治21年・・・年間6兆223億円
住友生命保険・明治40年・・・年間4兆1,532億円
上位10に生命保険業が3社、石油精製業が2社入り、そのほか総合商社の三井物産や製鉄業の新日鐵住金など日本の経済成長を産業面で支えてきた大手企業が売上高の上位を占めました。
明治150年の時を経て
画像:明治150周年の企画ポスター(西尾市岩瀬文庫)
今回は、東京商工リサーチの調査を参考にしながら地区別や業種別、売上高に分類して紹介しました。
明治時代に創業し、現在も経営を継続している企業は国内の企業数に対して0.7%。この数字を少ないと思うか多いと感じるかは人それぞれですが、100年以上の経営維持を可能にするのは容易いことでないでしょう。
明治時代が終わり、大正から昭和へと変革期を迎え、世界規模の戦争や国家レベルの不況などに影響を受けながらも今なお事業を継続しているのは、幾多の困難と危機を乗り越えたからにほかなりません。
あなたの身近にも、もしかしたら「明治創業」の店や会社があるかもしれませんね。