コロンブスとは?
コロンブスは「大航海時代(15世紀なかばから17世紀なかば)」にアメリカ大陸を発見したとされている航海者で、全盛期はスペインの英雄とされた人物ですが、晩年は残虐な統治を行った等の理由で地位や財産を失ったといわれています。
その出生や偉業とされていた大陸の発見など、のちに逸話として語られることが多くありますが、一般的にはイタリアの貧しい家庭に生まれ、若くして家業の商売を行い、のちに航海士になったとされています。
コロンブスが海に出るようになったのは、物を売るために船に乗ったのが始まりといわれ、その後、航海士として功績をおさめていきますが、その道のりは険しく、夢は「東方見聞録」に記された「黄金の国ジパング(日本)」に到達することでした。
地球が球体であると認知され間もなくの頃、コロンブスは大西洋を進むことで日本にたどり着くと考えましが、実際はアメリカ大陸がありました。
コロンブスはアメリカ大陸の発見者とされていましたが、アメリカ大陸では先住民がすでに文明を築いており、世界的にみれば、「ヨーロッパとアメリカをつなぐ航路の発見」といったほうがしっくりくると言えます。
そして、日本の地を踏むことなく亡くなりましたが、コロンブスはマゼランなどと同様に、大航海時代に名を残した一人であることは間違いありません。