マニラとは?
マニラはフィリピンの首都で、国内最大都市でもあります。この地域の正式な名前はメトロ・マニラ(Metro Manila)で17の行政区域で構成されています。
1571年スペインがフィリピン支配のために設けた都市で、メキシコのアププルコとの間の太平洋を横断する貿易の拠点となっていました。
ガレオン貿易は、船を使う貿易のうち、スペイン領のフィリピン・マニラとメキシコ・アカプルコを結ぶ貿易のことです。
1565年のレガスピの太平洋経由のフィリピン到着から1815年までの250年間の間スペインの経済を支えました。その中でガレオン船は30隻以上もが沈没しています。その大半の原因としては運ぶ荷物が過剰に積んであったという事。ガレオン貿易はフィリピンの経済を破壊したとも言われています。
スペインが独占していたマニラ港貿易を1834年に他国にも解放しました。1762年から64年までイギリスの東インド会社が武力でマニラを占拠する事件もありました。
今ではフィリピンは砂糖などのプランテーション主体の産業となっており、マニラ経済は華橋に握られることになりました。
現在のマニラは、様々な新興都市があり、複合施設やショッピングモールなども多数存在しています。
豪華な住宅地や道路整備もされていて、日本人の留学生も多くなっています。