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今にも駆け出しそう!思わず"うっとり"してしまう戦国武将の「騎馬像」17選

北条早雲

なんとも独創的な北条早雲の騎馬像。戦国時代の初期に伊豆を平定し、小田原城を攻め取って相模を統一した早雲は戦国大名の先駆けとも言える存在。

角(つの)に松明(たいまつ)を縛った牛の像は、早雲の兵法「火牛の計」を表しているそうです。それにしても、牛を戦場に連れていって戦術に用いるなんて、さすが戦国に"革命"を起こした男ですね。


画像:小田原駅(神奈川県小田原市)

藤堂高虎

伊予今治藩主から伊勢津藩の初代藩主として藩制に尽力した戦国武将。主君を何度も変えた武将ですが、築城技術が優れており、黒田孝高や加藤清正と同様に築城の名手として有名です。

宇和島城、今治城、二条城、篠山城、津城、伊賀上野城、膳所城などを築城し、高虎が築城に関わった城は石垣を高く積み上げ、堀の設計に特徴があること。加藤清正の石垣と比較されることが多いですね。


画像:津城跡(三重県津市)


画像:今治城(愛媛県今治市)

加藤嘉明

豊臣秀吉の精鋭部隊「賤ヶ岳の七本槍(豊臣七将)」の一人として知られる戦国武将。江戸時代には伊予松山藩、陸奥会津藩の初代藩主で、 戦国期には「武勇に優れ、冷静沈着な名将」と称され「沈勇の士」の異名をもつ嘉明。

治水工事にも尽力し、河川改修や城下町の建設などに手腕を発揮しました。また、築城のセンスも持ち合わせており、関ケ原の功績を称えられた嘉明が家康の指示を受けて手掛けた松山城は現在の専門家が見ても評価が高いんですよ。


画像:伊予松山城(愛媛県伊予市)

画像:伊予松山城(愛媛県伊予市)

戸田氏鉄

近江膳所藩の2代藩主から摂津尼崎藩主へ、美濃大垣藩の初代藩主であり大垣藩戸田家の2代目(戸田一西の長男)。 戦国時代には徳川家に近習(秘書)として仕え、関ヶ原の戦いに東軍として出陣。

大坂の陣では居城の膳所城を守り、摂津尼崎5万石の大名になります。その後、美濃大垣10万石へ昇格。 島原の乱では、戦闘経験の少ない幕府軍を率いて乱を鎮圧しているんです。

新田開発や治水工事などに尽力し、大垣藩の藩政を安定して行い領内の活性に力を注ぎました。また、自身の著書「八道集」をもとに教育にも力を注いだ人物として知られています。


画像:大垣城(岐阜県大垣市)

画像:大垣城(岐阜県大垣市)

楠木正成(番外編)

鎌倉時代の末期から後醍醐天皇(建武の新政)を支えた武将で、天才的な軍略や策略で敵軍を翻弄した名将。

皇居外苑に威風堂々と構える正成の像は、隠岐から生還した天皇を迎えたときの姿と言われ、皇室への忠君、または愛国を示すシンボルと言われています。

画像:皇居外苑(東京都千代田区)

いかがでしたか?

躍動感たっぷりですよね。戦国武将のほかにも平安時代の弓の名人・那須与一や、源平一ノ谷の一騎打ちを再現した平敦盛と熊谷直実の像なども躍動感があって見とれてしまいます。

もしかしたら観光で騎馬像の近くを通る機会があるかもしれませんし、ブックマークしておくと便利ですよ。

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