注目の記事ピックアップ!

戦国時代の兵士たちが戦場で食べていた保存食とは?

馬の餌にも使われていた「干し大豆」

その名の通り「大豆を煮て干した」もの。主に軍馬に与えられていた餌だが、場合によっては兵士も食べていた。「大豆を干飯のようにして兵糧袋に入れて持ち運び、人にも馬にも食わせよ」という軍術書もある。
軍馬に大豆を必ず用いたのは大豆は穀物になかでも栄養価が高く、成分のおよそ40%がタンパク質だからだ。1日1頭あたり二升~三升を与えるため、干草や青草、藁などでかさ増しして与えていた。

保存食を制す者は合戦を制す?

画像:ぱくたそフリー素材

そのほかにも、いなごなどの昆虫を似たものや煮干し、関東では納豆なども兵糧として食されていた。戦国時代の兵糧は「乾燥」「塩分」が重要な要素。さらに「持ち運びやすさ」も大切なポイントになる。

これらの条件を満たす兵糧が「携帯保存食」であった。現代の食生活からは想像もできないだろうが、乾燥させて塩分があって持ち運びの邪魔にならない食品が、戦国時代の兵士たちを支えていたのである。

合戦が長期化すれば食料不足が兵士たちを襲う。食料があるうちに決着をつけなければならないし、食べるものがなくなれば合戦を続けるのは不可能。

戦国時代に長期戦が起きにくかった理由は、そうした事情が背景にある。保存食を制すれば合戦を制すると言っても大げさじゃないだろう。それくらい、食料と合戦には密接な関係があるのだ。

ページ:
1

2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 歴史を楽しむコツは「難しく考えない」こと!戦国武将にまつわる逸話7選を紹介

  2. 石田三成の愚直な性格は「精神疾患」が原因だった?

  3. なぜ豊臣家は滅びたのか?戦国時代の終末期「豊臣政権の崩壊」と「関ケ原の戦い」 Vol.2

  4. 信玄と謙信、どちらが勝った?「10分」でわかる「川中島の戦い」

  5. なぜ豊臣家は滅びたのか?戦国時代の終末期「豊臣政権の崩壊」と「関ケ原の戦い」 Vol.5

  6. どんだけ呑むねん!酒好き武将にまつわる"とんでも"エピソード5選

  7. 真田氏のプライドを懸けて挑んだ真田幸村「大坂の陣」(前編)

  8. まさに「名刀」の極み!戦国武将や新撰組が愛した日本刀23選【刀剣好き必見】

  9. なぜ豊臣秀吉は怒ったのか?天下の茶人「千利休(せんのりきゅう)」が切腹した理由(前編)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

週間人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

全体人気記事ランキング

おすすめ記事

PAGE TOP