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信長公記・首巻その5 「今川義元との戦いに備える」

今川義元との戦いに備える

尾張国に駿河衆(今川義元)が進軍していることが信長の悩みの種であった。義元が占領した鳴海城(名古屋市緑区)は天白川(名古屋市天白区)の河口にあり、東は小さな丘が連なって西には沼地や田んぼが広がっていた。

信長は駿河衆との戦いに備えて丹下、善照寺、中島(すべて名古屋市緑区)に砦を築き、これらは鳴海城の半分を囲むような配置になっている。

さらに、鳴海城と大高城(義元が占領した城。名古屋市緑区)との間にも丸根の砦と鷲津の砦を築いて二つの城を分断した。

丸根に佐久間信盛、鷲津は織田秀敏と飯尾近江守(飯尾定宗)と、その息子に守らせた。 ほか、水野帯刀や梶川平左衛門らを丹下、中島、善照寺に配置した。

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