歴代の徳川将軍15人の「身長・寿命・一言プロフィール」を5分で紹介
画像:徳川家康三方ヶ原戦役画像「顰像」(徳川美術館)
1600年に徳川家康が関ヶ原の戦いで勝利すると、家康は後陽成天皇から征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)に任命され、江戸に幕府を開きます。つまり、徳川幕府(江戸幕府)の始まりです。
征夷大将軍とは天皇家に関係する重職で、これによって徳川将軍が政権を握るようになり、15代目の将軍・慶喜が明治天皇に政権を返す(大政奉還)まで265年にわたり徳川将軍家は繁栄しました。
もっとも背が低かった徳川将軍は?
画像:土佐光起・画「徳川綱吉」(徳川美術館)
初代将軍・・・家康 159cm 2代将軍・・・秀忠 158cm 3代将軍・・・家光 157cm 4代将軍・・・家綱 158cm 5代将軍・・・綱吉 124cm 6代将軍・・・家宣 160cm 7代将軍・・・家継 135cm 8代将軍・・・吉宗 155.5cm 9代将軍・・・家重 156.3cm 10代将軍・・・家治 153.5cm 11代将軍・・・家斉 156.6cm 12代将軍・・・家慶 154cm 13代将軍・・・家定 149.9cm 14代将軍・・・家茂 157cm 15代将軍・・・慶喜 150cm |
家継は8歳で没しているから、現代っ子の平均身長(8歳=126.3cm)と比べると8.7㎝高いことがわかります。つまり、綱吉は小学2~3年生の平均身長くらいだったんです。
そう考えても64歳で亡くなった綱吉は、歴代将軍の中で最も身長が低かったことになりますね。
もっとも長生きした将軍は?
画像:1867年に撮影された徳川慶喜(戸定歴史館)
家康(1605年まで)将軍歴2年2ヶ月、75歳で死去 秀忠(1623年まで)将軍歴18年3ヶ月、54歳で死去 家光(1651年まで)将軍歴27年9ヶ月、48歳で死去 家綱(1680年まで)将軍歴28年9ヶ月、40歳で死去 綱吉(1709年まで)将軍歴28年5ヶ月、64歳で死去 家宣(1712年まで)将軍歴3年5ヶ月、51歳で死去 家継(1716年まで)将軍歴3年1ヶ月、8歳で死去 吉宗(1745年まで)将軍歴29年1ヶ月、68歳で死去 家重(1760年まで)将軍歴14年6ヶ月、51歳で死去 家治(1786年まで)将軍歴26年4ヶ月、50歳で死去 家斉(1837年まで)将軍歴50年0ヶ月、69歳で死去 家慶(1853年まで)将軍歴16年2ヶ月、61歳で死去 家定(1858年まで)将軍歴4年8ヶ月、35歳で死去 家茂(1866年まで)将軍歴7年9ヶ月、21歳で死去 慶喜(1868年まで)将軍歴12ヶ月、77歳で死去 |
もっとも長生きした将軍は慶喜で、任期が一番短いのも慶喜。ちなみに、徳川将軍の平均寿命は「51.4歳」。若くして亡くなった家継ですが、驚くことに3年の任期を務めています。
この記事へのコメントはありません。